第71回インタープリター・トレーニング・セミナー【ディレクターコース 11/18〜11/20 山梨県北杜市】ITS71D

(10/31 受講申込の受付を終了しました)

一般社団法人 日本インタープリテーション協会では1991年以来、69回にわたって「インタープリター・トレーニング・セミナー(ITS)」を開催し、1000名以上の修了者を生み出してまいりました。昨年からは新しい人材育成の指標に基づいた新しい研修セミナーを開講しています。今回はこの指標に基づいた「ディレクターコース」を対面・集合形式で開催します。みなさまの受講をお待ちしております。

【ITS71D】 2023年11月18日(土)13:30〜11月20日(月)14:30
会場:キープ協会 清泉寮自然学校(山梨県北杜市)
https://www.seisenryo.jp/stay_natureschool.html

■講師・スタッフ(予定・順不同):古瀬浩史(帝京科学大学)、川嶋直(公益社団法人日本環境教育フォーラム)、西村仁志(広島修道大学)、長谷川幸子(日本インタープリテーション協会)、関根健吾(公益財団法人キープ協会環境教育事業部)、村上友和(株式会社自然教育研究センター)ほか

*宿泊込みの合宿形式での開催です。(通い参加についてはお問い合わせください)
*受講にはノートPC、もしくはタブレット端末をご持参ください。(ワークシート作成やコメントシート記入などがあります)
*全課程を受講し、課題を達成された方には、修了証と協会特製のワッペンを授与いたします。

■定員  16名(定員になり次第締め切ります。)

■受講対象
現在、インタープリテーションやガイドの活動(ボランティアの方も可)に従事しておられる方、その管理業務に従事しておられる方、地域にインタープリテーションの活動を拡げたい方を対象とします。

(インタープリテーションやガイドの活動をこれから始めようとされる方、ガイド手法を基礎から学びたい方は、まず「ガイドコース」(ITS-G)の受講をお勧めします。次回はITS72G/12月11日(月)、18日(月)オンラインで開講予定です。)

■受講費:58,000円(清泉寮自然学校での2泊6食を含みます)
※ITSテキストブック(Version2)をお持ちでない方は別途ご購入が必要です。(3,500円税込み)
※宿泊室は男女別の相部屋となります。
※通い参加(近隣の方で宿泊不要など)ご希望の方はお問い合わせください。

■申し込み
申し込みフォーム:(Googleフォーム)
https://forms.gle/SxAwgZXoazJf9MCCA

※キャンセルポリシーはこちら

■研修で取り上げるキーワードと目標
「インタープリテーションに携わる人材の育成指標(コンピテンシー表)」に沿って
①体験学習法を理解し、その活用ができる
②展示やメディアの企画制作、活用について理解する
③ディレクターとして、チームや組織を維持、発展させていくことができる(業務品質管理、人材マネジメント、企画、広報など)
④持続可能な社会の実現のため、インタープリテーションを活用したミッションを描ける

■実施内容(内容や順序は変更される場合があります)
▼11月18日(土・1日め)体験学習法を極める日
・受講者・スタッフ紹介・オリエンテーション
・アクティビティ体験
・ディスカッション「体験型アクティビティを活用する」
・コミュニケーション実習(人間関係トレーニング系)
・小講義・体験学習法を活用する事例紹介
・ディスカッション「インタープリテーションにおける体験学習法の活用」

▼11月19日(日・2日め)展示&マネジメントを極める日
見学「山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター」
・個人ワーク&ディスカッション「拠点運営と展示・メディアの活用について」
・講義とディスカッション「企画・プログラムデザインと広報」
・講義とディスカッション「インタープリテーションの現代的意義」
・講義とディスカッション「業務品質管理と人材マネジメント」
・個人ワーク(最終成果物作成に取り組む)

▼11月20日(月・3日め)IPディレクターを極める日
最終成果物のプレゼンテーション
・ふりかえり・まとめ
・修了証授与、閉講

■このセミナーで達成されないこと
達成されないと思われることも、おことわりしておきたいと思います。このセミナーは、基本を知り、自身の弱点に気づき、より高みを目指すための課題を自分自身で設定することに主眼をおいています。本セミナーを受講されても、一夜にして創造的で個性豊かなガイド/ディレクターに変わったりはしません。そこをめざすのであれば、よりたくさんの経験を積んだり、各地での実践仲間から学びあうこと、そして幅広い分野、例えばアート作品や芸能に触れるといった様々な努力が必要です。

■インタープリター・ガイド・セミナーの位置付け
日本インタープリテーション協会では2020年から2021年にかけて、インタープリテーションの人材育成の抜本的見直しに取り組んできました。今回の「インタープリター・トレーニング・セミナー(ガイドコース)」は新しい人材育成の指標に基づいています。当協会のウェブサイトに「これからのインタープリター育成の考え方」を掲載しました。セミナー設計の基本となる整理表などがありますので、ぜひ一度ご確認ください。
「これからのインタープリター育成の考え方」

協会では対象者や職務内容にあわせて、以下の3種類のコースを開催しています。

(今後の開催予定)
ガイドコース (ITS-G):ガイドプログラムの担当者(インタープリター入門・初級)を対象

■第72回インタープリター・トレーニング・セミナー(ガイドコース)ITS72G
12月11日(月)、18日(月)オンラインで開講予定(募集準備中)

ディレクターコース(ITS-D):プログラム開発・事業オペレーターやそれを目指す方を対象
→今回のセミナーです

プロデューサーコース(ITS-P):施設や組織のマネージメント担当者を対象
→開催検討中

なおこれらとは別に地域からの要望に応えた「接客スタッフコース(ITS-H)」や、展示、メディア活用などの専門コースの開催も検討しています。
また「接客スタッフ研修」も含めて、IP協会の講師陣が皆さんの地域に出かけて、地域の皆さん対象のオリジナル研修コースの組み立てをすることも可能です。(対馬、徳之島、神津島等で開催実績あり)

最新情報は
日本インタープリテーション協会ホームページ: https://interpretation.jp/
日本インタープリテーション協会Facebook: https://www.facebook.com/interpretation.jp

■日本インタープリテーション協会の研修体系について
これからのインタープリター育成への考え方 https://interpretation.jp/nextgen

■お問い合わせ:e-mail : aij(アットマーク)interpretation.jp