【受付終了】第26回 日米インタープリテーション研修会 in アリゾナ&ニューメキシコ 9/7-16

~文化資源のインタープリテーション~

定員数の問い合わせをいただきましたので申込みを休止しております。

日本インタープリテーション協会では、1995年からアメリカ国立公園局の全面協力のもとインタープリテーションに関する研修会を、さまざまな場所で開催してまいりました。フィールドトリップや現地専門家からのレクチャー、ディスカッションなど、盛りだくさんの内容で、多くの最新情報が得られる他、日米インタープリターの交流の機会にもなっています。
今回は、「文化的資源のインタープリテーションがテーマ」です。このテーマでの実施は今回が初めてです。
ナバホ族やプエブロ族のコミュニティのある、アリゾナ州やニューメキシコ州の歴史・文化的な公園、世界遺産などを訪れ、日本に紹介される機会の少ない歴史や文化を題材にしたインタープリテーションの手法、事例などを学びます。

日本のインタープリテーションは自然系の分野にいちはやく普及しましたが、自然景観は人の生活や文化との深く結びついており、自然公園においても文化的資源の解説は重要なテーマです。また、歴史地域でのインタープリテーションも活発になっています。この機会に、米国国立公園における文化的資源のインタープリテーションに関して学びを深めたいと思います。

<今回の研修会のトピック>

・日米研修で初めて「文化的資源」のインタープリテーションをメインテーマに。
・アメリカ先住民の文化が今も息づく周辺での開催。
・世界遺産のチャコ・カルチャー国立歴史公園(Chaco Culture National Historical Park, ニューメキシコ州)、キャニオン・ドゥ・シェ国定公園(Canyon de Chelly National Monument, アリゾナ州)、ハブル・トレーディング・ポスト歴史地域(Hubbell Trading Post National Historic Site, アリゾナ州)など、国立公園局が管轄する複数のサイト、ビジターセンター、ナバホ族が管理する保全地域などの施設を訪問予定。

・美しい街として知られるサンタ・フェも訪問予定。
・通訳同行

●日程:2024年9月7日(土) 出発 ~  9月16日(月)解散
    東京羽田発着(出発も到着も午後になります)

●場所:アリゾナ州とニューメキシコ州の国立公園ユニット

●対象:インタープリテーションに興味が有る方、どなたでも。

募集は7名(参加者10名とスタッフ2名で実施しますが、関係者枠があるため公募は7名といたします)。
基本先着優先としますが、定員に近づいた場合はいったんお申し込みを「保留」とさせて頂く場合があります。

●スケジュール概要(予定/現在検討中のため変更の可能性もあります)

9/7午後 東京羽田 集合
(ここから現地時間)
9/7午後 ロサンゼルス着  飛行機乗継
9/7 ニューメキシコ州アルバカーキ着 宿泊
9/8 アリゾナ州チンレイ(Chinle)へ移動
9/9〜13 キャニオン・ドゥ・シェ国定公園 にて開講
周辺各地へフィールドトリップやレクチャー

9/14  サンタ・フェ視察(予定)
9/15早朝 アルバカーキ出発 ロサンゼルス乗継
9/16夕方 東京着


●参加費:東京から出発の方 57万円。

●その他

※当協会は、研修会の主催で「旅行主催」はいたしません。ただし便宜上まとめて旅行会社にチケット等を依頼します。
※参加費に食費は含まれません。
※費用を抑えるため、宿泊は相部屋を予定しております。

●主なスタッフ(予定・現在調整中)

 ルディー・ダレッサンドロさん:NPS国際部。アメリカ側のコーディネーター
 
 キース・リオンズさん:考古学者総合的資源管理者/キャニオン・ドゥ・シェ国定公園
 モラ・マッケリーさんパークレンジャー/キャニオン・ドゥ・シェ国定公園
ラビス・ヘンリーさん パークレンジャー/キャニオン・ドゥ・シェ国定公園

日本側のスタッフとしては、日本インタープリテーション協会の代表理事で帝京科学大学教授の古瀬浩史、本研修会の通訳を長年担当し大学でもアメリカ国立公園についての授業を担当している増田由香子が同行いたします。二人とも長く日本で環境教育やインタープリテーションの活動に携わっていますので、経験の少ない方などのフォローをさせて頂きます。(英語が苦手、という方でも問題ありません)
問い合わせ:usseminar@interpretation.jp