第24回 日米インタープリテーション研修会 in オリンピック国立公園

1995年から始まったアメリカ国立公園局(National Park Service)とのパートナーシップによる日本人向けのインタープリテーション研修会です。インタープリテーションの概念が生まれたアメリカのインタープリテーションの今を直接学べる貴重な機会です!また、日米のインタープリターが交流する場でもあります。

日 程:2022年9月10日(土)または11日(日)日本出発 ~ 9月19日(月)日本帰着

場 所:米国オリンピック国立公園(ワシントン州)

対 象:インタープリテーションに興味が有る方、どなたでも。定員先着8名。

内 容:今回のテーマは「Interpretation of Diverse Ecosystems & Peoples from Mountains to Ocean(山から海までの多様な生態系と多様な人々のインタープリテーション)」。

美しい手つかずの野性的な海岸線、世界有数の温帯雨林で有名なホー・レインフォレスト、そして氷河を頂くオリンピック山脈まで、オリンピック半島の多様な生態系のつながりや関係性、自然と人々との関わり(多数の先住民部族、林業や観光業などの産業)とそのインタープリテーションについて学びます。

参加費:決まり次第情報を流します。

研修の内容(案):

詳細はこれから調整しますが、以下概要です。

<1日目>

午後 シアトル・タコマ国際空港着

   オリンピック国立公園へ移動(Port Angeles泊)

<2日目>

午前 ウェルカム&オリエンテーション

全体セッション「日本とアメリカの国立公園」

午後 全体セッション「公園におけるIPについて」

   ハリケーンリッジ・ビジターセンター見学、IP&教育プログラム参加(山のプログラム)

<3日目>

午前 エルワ川沿いをハイキングしながら自然資源についてのガイドトーク」(川のプログラム)

クレッセント湖でピクニックランチ

午後 Forksへ移動、ワシントン大学オリンピック・ナチュラルリソース・センター (ONRC)着

<4日目>

午前 ホー・レインフォレスト(Hoh Rainforest)着、レンジャーによるインタープリテーションプログラム体験(森のプログラム)

午後 クレイロック・レンジャーステーション(Kalaloch Ranger Station)見学、ビジター管理について

Moraへ移動、NOAA National Marine Sanctuary(アメリカ海洋大気庁の国立海洋保護区)のプログラム

<5日目>

午前 先住民マカ族の博物館へ(自然環境と人々の暮らし)

午後 シャイシャイビーチ(Shi Shi Beach)へ移動、海岸のリソースマネジメントに関するディスカッション

<6日目>

朝 Forksを車で出発、ポート・アンジェルスへ移動

午前 全体セッション「保護地域管理における気候変動のインパクト」ディスカッション

午後 全体セッション「日米における自然保護の展望」

クロージングセレモニー

主なスタッフ(予定)

 ルディー・ダレッサンドロさん:NPS国際部。アメリカ側のコーディネーター

 トッド・ヒサイチさん:NPSのオリンピック国立公園のパークレンジャーでインタープリター

 オリンピック国立公園のスタッフのみなさん

日本側のスタッフとしては、日本インタープリテーション協会の代表理事で帝京科学大学教授の古瀬浩史さん、本研修会の通訳を長年担当している増田が同行いたします。二人とも長く日本で環境教育やインタープリテーションの活動に携わっていますので、経験の少ない方などのフォローをさせて頂きます。(英語が苦手、という方でも問題ありません)

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詳細が決まりましたら、追ってお知らせしていきます。

ご興味がある方はご連絡いただければと思います。

よろしくお願いします。

問い合わせ先:aij (アットマーク)interpretation.jp

担当者:

古瀬浩史(日本インタープリテーション協会・帝京科学大学) 

増田由香子(日本インタープリテーション協会フェロー)