日本インタープリテーション協会は一般社団法人の「社員」は代表理事と6名の理事・監事のみで構成し、事務所や専従の職員も置かず、団体の運営はリモートで行ってきました。
一方で、法人設立時からさまざまサポートしていただいたフェローの方々、主催セミナーのトレーナーやファシリテーター、フォーラムの実行委員などが実質的にさまざまな用務を担い、セミナーの受講者や参加者、そしてメーリングリスト「IP-mail」のメンバーなどが生態系のように集い、ワーキングネットを形成してきました。
これら協会に集う方々を組織化し、メンバーシップ(会員制度)を作ることは協会設立時からの課題の一つでしたが、連絡先の管理、年会費の収受をはじめとする会員管理業務は、専従職員をもたない団体には荷が重く、長年踏み出すことができませんでした。そこで会員管理を簡素な方法で行うこととし「インタープリテーション・フォーラム」に参加した方=一年間、次回のフォーラムまでの会員ということにいたしました。2024年度は107名の方々が会員になっていただいています。
なお団体運営についての責任は、引き続き一般社団法人の「社員」である代表理事と6名の理事・監事が担います。
メンバーシップ(会員制度)について
①インタープリテーション・フォーラムに参加した方は一年間(次回のフォーラムまで)、「日本インタープリテーション協会会員」と称することができます。つまり「インタープリテーション・フォーラム」の参加費をもって年会費とみなし、毎年参加することで会員を継続することができます。なお入会金は当分の間、0円とします。
②「会員」と称する、しないはご本人の自由です。(公開プロフィール、名刺、履歴書に所属団体として書くなど)
③その一年の会員資格を得るには、インタープリテーション・フォーラムの募集開始から締め切りまでの期間、もしくはフォーラム開会後、終了時までに「日本インタープリテーション協会 会員規程」を確認していただき参加手続きを行うことが必要です。(会員管理の簡素化の事情から、後日の入会手続きはお受けできないことをご理解願います)
④インタープリテーション・フォーラムの日程が合わない方も参加申し込みを行い、録画視聴参加(基調講演、協会の年次報告ほか一部のプログラム)で会員資格を継続することができます。
⑤インタープリテーション・フォーラムは日本インタープリテーション協会の年次大会としての位置づけを持つことになり、会員資格の維持には参加(もしくは録画視聴参加)が必要になります。
⑥「会員」の方には主催行事やセミナーの優先案内、優先受付や会員価格の設定を行うことがあります。
⑦「会員」の方はオンラインコミュニティ「インタープリテーションひろば(通称:IPひろば)に参加することができます。
以上です。「インタープリテーション・フォーラム」のなかでも説明の機会を設けますが、ご不明な点がありましたら、協会事務局(aij@interpretation.jp)までお問い合わせください。